ワセオケとは!?
創立110周年! 早稲田大学オフィシャル・オーケストラ「ワセオケ」

サイモン・ラトル氏とのリハーサル
2013年11月17日 東京オペラシティ

早稲田大学交響楽団は、「ワセオケ」の愛称で親しまれる早稲田大学公認オーケストラです。1913年に創立され、2023年には創立110周年を迎えました。定期演奏会の回数はこれまで200回を超え、著名な指揮者・演奏家と数多く共演しています。最近では2016年2月にシュテファン・ドール氏(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席ホルン奏者)と第10回 練馬稲門会 New Year's Concert 2016でご共演いただいた他、世界の第一線でご活躍されているチェロ奏者のミクローシュ・ペレーニ氏に、2015年12月の冬季特別演奏会でご共演いただきました。また、2013年11月にはサイモン・ラトル氏(元ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席指揮者・芸術監督)にリハーサルをご指導いただいた他、2024年2月には「ヨーロッパツアー2024」に向けてフョードル・ルディン氏(元ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)にご指導いただきました。さらに第15回海外公演「ヨーロッパツアー2018」では、ドイツのハンブルクにあるエルプフィルハーモニーにて日本のオーケストラで初めて公演を行いました。

「オーケストラとして常により良い音楽を求めていく」という理念に基づき、サントリーホール等において年4~5回の主催公演を行うほか、早稲田大学の公認オーケストラとして、入学式をはじめとする大学公式行事にも出演しています。海外公演もこれまでに16回を数え、ワセオケの活動はテレビなどのメディアにも多数取り上げられています。

世界に認められたワセオケの音

1979年 カラヤン氏による公開練習

1978年に行われた「第5回国際青少年オーケストラ大会」(通称カラヤン・コンクール)で優勝して以来、ワセオケは約3年に一度ヨーロッパを中心とした海外公演を行い、海外でも高い評価を得てきました。また、世界的に有名な指揮者である故ヘルベルト・フォン・カラヤン氏との親交も厚く、大隈講堂にてワセオケの公開リハーサルを指揮していただいたこともあります。2024年2~3月に行った第16回海外公演「ヨーロッパツアー2024」では、ベルリンのフィルハーモニーやウィーンの楽友協会といった世界有数のホールを含むドイツ・オーストリアの9都市で演奏し、各地で高い評価を得ました。

音楽を通して出会う仲間は350人以上!

第202回定期演奏会
2018年3月22日 東京芸術劇場

ワセオケは早稲田大学の学部生だけが入団することのできる唯一の「オールワセダ」のオーケストラです。理工学部に在籍する学生や、所沢キャンパスへ通う学生も所属しており、団員数は200人を超えます。一学年あたり約50人が所属しているので、卒団までに350人もの仲間と出会うことができます。これほどたくさんの仲間と一緒に練習し、一つの音楽を作り上げることは、とても貴重な経験です。加えて、ご指導いただくアドヴァイザーの先生方、1000人を超えるOB・OGの先輩方、演奏会にご来場される何千人ものお客様など、ワセオケの活動を通して様々な『出会い』があります。